有明海産の赤貝を主原料に、海藻のり(銀杏草)・麻スサを水とともに練り込んだ壁用の練り漆喰20kgになります。 あるいは、工期短縮したい方に最適な商品になっております。
3袋(計60kg)以上、ご購入の方は、値下げ交渉をお受け致します。
※ 3袋の場合:17400円 (600円オトク)
4袋の場合:23000円 (1000円オトク)
5袋の場合:28000円 (2000円オトク)
約10平方メートル(2ミリ厚時)/本品20kg 【施工前の準備】 1.好転の続く日を選び、施工計画を立てる。(夏場で3~4日、冬場で約1週間) 2.下地のホコリ、油、コケ、カビ等をブラシ等でとる。 3.袋の開封前に袋を破らないようにしっくいを少しずつ足で揉むように踏み、柔らかくする。 袋の上から足で直接踏むと、袋がやぶれる場合がありますので、袋の上にマットや段ボールを敷いて、その上から踏むと袋が破けにくいです。 ホットケーキやハンドクリームくらいの柔らかさを目安に柔らかくして下さい。 なお、柔らかくなりすぎた場合、同梱しております貝灰を少しずつ加え、硬さを調整して下さい。 また、練りしっくいが硬い場合でも、加水せずに、なるべく足で揉んで柔らかくして下さい。 加水すると、強度が低下したり、乾燥後にヒビが入る可能性があります。 4.施工に必要な最低限の道具(保護めがね、マスク、ゴム手袋、コテ、コテ板(バケツ等でも可)、マスキングテープ・養生テープ)を用意する。 【施工段階】 1.下地が完全乾燥しているか、確認する。(下地は完全乾燥が基本です。厳守して下さい。) 2.塗り面以外にしっくいが付着して困る場所は、事前にマスキングテープや養生テープを貼っておく。 3.しっくいが柔らかくなったら袋から片手で持てる量を取り出し、コテ板(バケツ等)に移す。 4.下地が棟土・しっくい・モルタルであれば、必要に応じて水引調整またはカチオンシーラーを塗布する。 ※「水引調整」・・・下地が水分を吸収する力が強い場合、そのまま本品を塗ると、下地がしっくいの 水分を吸収し、硬化不良等の不具合が生じる可能性がある。これを避けるため、 下地に霧吹きやハケ等で水をかけ、事前に水分を与えておく作業。 カチオンシーラー・・・屋内・屋外の下塗り用塗料。密着性が高く、アルカリ性に強い下塗用塗料。 初めて漆喰を塗られる方には、作業が簡単になるため、お勧めいたします。 5.下地の状態を確認し、コテ板からコテで塗れる量を取り、コテでしっくいを下地にこすりつけるように下塗りしていく。 なるべく、塗り厚が均一になるように塗っていく。(約1ミリ厚) ちなみに、下地が透けてみえるくらいの厚さが1ミリ厚になります。 なお、1回で多量のしっくいを塗ることは絶対に避けて下さい。ひび割れ等の原因になります。 6.下塗り後、塗面が乾燥し、べとつかない程度のしっとりした状態になったら、塗り厚が均一になるように上塗りして下さい。(塗厚:約1ミリ) なお、下塗りから時間が経過し、塗面の乾燥が進み、硬化していた場合、再度、水引調整し、上塗りして下さい。 【施工後】 1.屋外の場合、施工面に雨がかからないように防水シートで施工面を覆って下さい。 2.施工面の表面が乾燥し、指で施工面を押しても凹まないようになったら、施工面を覆っていた防水シートやマスキングテープをはがす。 なお、臭いがしなくなるまでの完全乾燥期間は、約1~2か月かかります。 3.施工部分にひび割れが起きていたら、ひび割れ部分にしっくいを上塗りする。 【ご注意】 ・施工時は下地の完全乾燥が基本です。厳守してください。 ・練りしっくいに加水すると、強度が低下する可能性があります。 ・開封後は、密封したうえ、2週間以内に使いきるようにして下さい。 ・1回で多量のしっくいを塗ることは絶対に避けて下さい。ひび割れ等の原因になります。 (1回での塗厚は、約1ミリとして下さい。) ・全原料が天然素材のため、仕上がりが下地、施工方法、その他の原因及び条件等により、色ムラ等の状態になる事があります。 ・乾燥前は多少灰色がかっており臭いもありますが、乾燥と共に白くなり臭いも無くなります。 特に昔から貝灰を原料としたしっくいは、白壁に使われるなど、石灰を原料とするしっくいに比べ、白さが際立っています。 ・しっくいは強アルカリ性のため、施工時は、保護メガネ、手袋、マスクを着用して下さい。 また、特に皮膚が弱い方は施工前にハンドクリームを手や腕に塗っておくと、かぶれ等を軽くすることができます。 なお、施工時にしっくいが皮膚に付着した場合は、すぐにタオル等で拭き取り、石けんで良く洗い流して下さい。 ・しっくいが目や口に入った場合は、すぐに清水で洗い流し、必要に応じて医師の診察を受けて下さい。 ・屋外施工の場合、雨がかかる施工箇所は、防水シートを2~3週間張って雨で濡れないようにして下さい。 |